価格決定は「需要」と「供給」が全て

基本的に僕はトレードにおいては思考が全てだと思っています。

 

完全な思考によって完璧な取引が出来ると確信しています。

 

その上で、ある取引を行うかどうかの最終判断として考えることが「需要」と「供給」です。

考えるというか、瞬間的な意味で言えば「需給」がすべてになります。

分かりやすく言うと、その株をその価格で買うかどうかの最終ジャッジは需給で行います。

 

今回はそんな「需要」と「供給」の話をしたいと思います。

そもそも「需要」と「供給」ってなに?

需要と供給のことを需給と言いますが、そもそも需給ってなんぞや?って人も多いですよね。

 

たぶん経済学をかじったことのある人なら以下の言葉は一度は聞いたことがあると思います。

 

『需要と供給の一致により価格決定は行われる』

 

違う言い回しもあるみたいですけど、有名な言葉らしいです。

僕は経済学を学んだ記憶はさっぱりないので詳しいことは知りません。

詳しく知りたい方はググってみてください。

「需要」と「供給」の感覚と知識

こう言ってはみなさんに怒られるかもしれませんが、トレーダーは僕も含めて低学歴の方が多いです。

なので「需給について経済学的に詳しく説明して」って言われてもうまく説明できません。

さっきチラッとググってみたら、「価格の下方硬直性」とか「需要曲線」とか言う単語に出会いました。

ん?って感じでした。

まぁでも読んでみたら「あぁ、あの状況のことね」って理解はできます。

これは、『感覚』です。

 

逆に、世の中には経済学に精通していて先ほどの難しそうな単語についてすらすら説明できる人もいます。

で、面白いことに、その経済学に精通している人が「需給の感覚」にも精通してしているかというとそれは違います。

経済学に精通している人は「需給」の知識があるだけです。

これは、ただの『知識』です。

 

何が言いたいかというと、知識を身に着けること感覚を身に着けること全く別物のことだということです。

感覚は備えているが知識がない人もいるし、知識は備えているが感覚はない人もいます。

トレードで大事なのは知識?感覚?

トレードにとってどっちが大事なの?って話になると思うんですが、この答えは明確です。

間違いなく「感覚」です。

テストでいい点を取るなら知識も必要ですが、トレードに知識なんていりません。

むしろ、身に着けていなければデイトレードで勝つことは不可能だと思います。

 

考えてみてください。

取引をするときに「今この状況は需要の〇〇という状況に当てはまっていて、今後〇〇の事象が発生するだろうから買いだ!」なんて考えていられると思いますか?

デイトレードだったらとっくにチャンスは過ぎています。

なんなら負けています。

そんなことを度々考えないで0.0001秒とかのスピードで判断しなければ話になりません。

これが感覚であり、身に着けるという意味です。

 

ただ中長期目線の場合は話は別です。取引は時間軸が長くなるほどファンダの割合が増えます。

この話はまた別の機会にします。

一流トレーダーの「需給の感覚」は一級品

僕が知る限り、デイトレードで勝てているトレーダーは間違いなくこの「需給の感覚」を身に着けています。

かつその感覚は一級品です。

 

何名か先輩トレーダーの言葉を紹介します。

RINGさん「テクニカルより需給を意識したトレードを」

RINGさんはプロフィールにも書いてあるように、需給を意識していることを公言しています。

実際にRINGさんの取引を追ってみると、テクニカルではなく需給の感覚で取引されていることが多いです。

テスタさん「需給に反して買うほど損をする」

テスタさんはいろんなインタビューで「需給が全て」と仰っていますね。

需給に対する感覚はずば抜けていると思います。

ヤーマンさん「数字で物事を見極める感覚」

ヤーマンさんは美容業でも成功をおさめていますが、これも需給の感覚が優れているからだと思います。

ツイートでヤーマンさんが言うように、僕もトレードで成功できる人はほとんどの分野で成功させることが出来ると思います。

「需給」の感覚ってなに!!

みなさんが一番気になるであろう問題。

需給の感覚ってなによ!?ってことですよね。

 

これをなんとか上手く伝えることが出来ないかと思って、2日間くらい考えていたんですけど無理でした。

言葉に出来ないんですよね。

もう本当に感覚なんですよ。

 

需給のバランスが崩れた時というか「今安い」っていうタイミングがあるんです。

それはテクニカルではなくて、何かの数字がこうなったからでもなく、総合的に「今買いなさい」とマーケットが教えてくれる瞬間です。

もちろん、間違えることはたくさんあるのでその感覚にさえ従っていれば儲かるという話ではありません。

 

ただ、その感覚を研ぎ澄ましていくことがより利益を上げるための秘訣なんだと思っています。

一流トレーダーが一流である理由は、一流の感覚を持つからなんです。

誰でも身に着けることは出来る

それで、ここからが僕が伝えたいこと。

その「感覚」は誰でも身に着けることが出来ると思っています。

 

先の話を聞くと、ほとんどの方が「なんだよ。結局元々の才能か」と思われるかもしれません。

これは違います。断言できます。

 

生まれ持って一流の感覚を持つ人間なんてこの世にはいません。

感覚は磨き上げるものであって、技術だからです。

 

ここを多くの人が勘違いしています。

だから努力をせず才能のせいにして諦めます。

結果どうなるかというと、負けます。

 

どんな事象もそうですが、努力なくして結果はついてきません。

スポーツでもそうです。

初めから大会で優勝できますか?出来るわけがありません。

地道な努力を積み重ねて、感覚を研ぎ澄ましてきたからこそ結果として優勝が出来るわけです。

 

株も同じです。

地道な勉強と取引を積み重ねることで感覚は研ぎ澄まされていき、その結果として利益がついてきます。

 

しいて言うならば、この地道な努力を積み重ねることが出来ることこそが才能です。

 

つまり、株で利益を上げたい人が行うことはたったひとつ。

真摯にマーケットと向き合って、地道に経験を積み重ねることです。

それ以外に方法はありません。

どんな勝ち組トレーダーもこの方法で勝ち組に成り上りました。

まとめ

努力すれば勝てるし、努力しなかったら勝てない。