
今回は民泊の話をしたいと思います。
僕も不動産はいくつか持っていますが、その中でも「民泊」が圧倒的に高い収益率を叩き出しています。
僕が民泊を始めたのは2015年頃
民泊と言っても、やっていることはただの転貸です。
2015年に「Airbnb」が日本に少し入ってきたかな?というタイミングでスタートしました。(もちろん、関係法令は遵守してます)
当時のAirbnbなんてイメージは最悪でした。
「よく知らない」「危ない」「分からない」がほとんどです。
当然、物件なんて簡単に見つかりませんでした。
大家が「転貸」ってワードを出した時点で嫌がるのです。
じゃあ買うかって話にもなったんですが、民泊市場自体が完全につぶれる可能性もあったのでそこまでリスクは取れませんでした。
物件状況に関しては、東京と大阪と京都にはすでに多少ありました。
オーナーを見ると欧米人か中国人が多かったです。
割合で言うと日本人は2割程度だったでしょうか。
この点は外国人さすがだなと思いました。
日本というマーケットを速攻で見つけて、確実に成功する物件を買い占めてました。
で、僕はその状況を把握して速攻で大都市は候補から外しました。
わざわざ敵が多い市場に参入することはありません。
選んだ物件
僕が選んだ地域は地方の県庁所在地です。
観光外国人の増加数、観光産業の売り上げ推移、今後の発展など片っ端から資料に目を通しました。
どの数字も伸びてました。
実際に民泊物件を見ても4,5件あれば良い方で、明らかにチャンスでした。
もう見た瞬間に勝てると思いました。
国民が何と言おうがイメージがなんだろうが、実際に観光客が増えていて観光産業が盛り上がってるのです。
当然、ホテルも旅館も部屋が埋まっている状態です。
数字がすべてを物語っていました。
結果から言うと大成功で、サラリーマンの平均年収くらいは収益があります。
正直ここまで数字が良いとは思っていませんでしたが、立地、物件、条件のすべてが完璧に揃っていたので赤字はありえないと自信はありました。
その後
その後どうなったかというと、その地方の民泊数は200件を超えました。
民泊専門の仲介不動産も登場して、市場は飽和状態です。
テレビではAirbnbのCMが流れ、若者は民泊を利用するようになっています。
一時は民泊なんて規制だ!と言っていた政府も、儲かると分かった瞬間に宿泊税を取ります!と手のひら返しです。
民泊の話を周りにすると、いいね!自分もやろうかな!なんて言われますが、今から個人が参入するのは危険すぎます。
まず良い物件に出会えることはないでしょう。
投資は全部同じ
今回のケースはわかりやすい投資の成功例です。
多くの人が危ないと思っているときこそチャンスです。
勉強をして価値を見出して投資をします。
みんなが安心安全でチャンス!なんて思っているときは、すでにピンチです。
僕はいつ最高の条件で撤退すべきかを考えています。
株も同じです。
ここでは買えない!というときほど買い時です。
ここで売れない!というときほど売り時です。
あすぱら