
今回は僕が考えている「デイトレードにおける板読みの必要性」について考えをまとめました。
先に言うと、僕は板読みしてます。
板読みとは
デイトレーダーで板読みを知らない方は少ないと思いますが、念のため。
板読みとはそのまんまですが「板」を読むことです。
これが「板」ですね。
(これマーケットが閉まってる時の板なんでちょっと分かりにくいです。ごめんなさい)
それで、まぁこの板を読むわけです。
初心者に多い勘違い
たまに「板読みはされてますか?」って質問をされるんですが、この際はっきり言っておこうと思います。
デイトレードにおいて、板読みはするかしないかという話じゃありません。
板読み自体がデイトレードです。
なので、この記事のタイトルは「デイトレードにおける板読みの必要性」としていますが、必要に決まってます。
デイトレードの定義が問題
昔、なんで「板読みはしますか?」なんて質問がくるのか分かりませんでした。
僕からすると「デイトレードをするときPCを使いますか?」くらいの質問です。
不思議だなーと思ってたんですが、以前解決しました。
たぶんデイトレードの定義の問題なんですよね。
スイングがメインのデイトレーダー
例えばスイングを基本でやってる人が朝ポジションをとって、上手くいったのかいかないのかは知りませんがポジションを閉じたとします。
日計りなのでこれはデイトレードです。
多角的に見るとデイトレーダーと言えるでしょう。
それで、この人が板を読んでたか、さらにいうと板を見てたかというと読んでないし見てないかもしれません。
だからこの人に「デイトレードのときは板を見ますか?」って聞いても「見ないよ」って返事が返ってくる可能性があるわけです。
デイトレードがメインのデイトレーダー
これに対して、いわゆるデイトレーダーはもっぱら日計りを専門にしています。
日計りを目的にしているとも言えます。
このデイトレーダー達は一日の中で取引を完結させるスタイルです。
そんな人たちが板を読まないことはありえません。
言い方を変えると板読みがなければ勝てません。
以前、デイトレードが上手な人と話したんですが「僕は板読みがあまりわからなくて板はポジションをとるときに見る程度」と仰る方がいました。
デイトレーダーの中にはこのように言われる方が結構います。
ただ、その人たちは無意識で板読みをしているんですよね。
本人は何も考えずに見ているだけだと思っていますが、しっかり板読みされていると思います。
板読みがなければ勝てない理由
板読みがなければ勝てない理由は非常に単純です。
板読みをしないと「利益をあげることが出来るかどうかわからないから」です。
板読みに対する勘違い
これも初心者にありがちなのですが、板読みを深く考えすぎです。
「〇円で〇株に成行が入って、直後に〇円で〇株の…」なんていちいち考えることはしません。
板読みを一種のパターン認識の延長だと思われている方も多いですが、それは違います。
捉え方が真逆です。
パターン認識をマスターすれば板読みが出来るわけではありません。
板読みが出来るから、パターン認識をマスターできるのです。
この違いは非常に重要です。
板読みで見るべきこと
板読みで見るべきことはたったひとつです。
それが「今買えば儲かるかどうか」です。
パターンなどではありません。
今買えば儲かるかどうかという思考です。
板を数字の羅列だと思わないで、生身の人間が提示しているリアルマネーだと捉えてください。
そうすると僕の言っている意味も分かると思います。
まとめ
デイトレードで板読みは必要不可欠。
パソコンがないとデイトレードできないくらい大切。
あすぱら