突然ですが、おしゃれは好きですか?
僕はおしゃれとは結構無縁です。
ずっと同じ服で動き回っているので、たまに会う知人は僕の服装を見ないでも言えると思います。
しかも某スポーツブランドで固定されてるので、大体初めましての方にはジム帰りですか?なんて聞かれます。
面倒くさいのでこれからジムなんですよ!とか言うと、意外と話が盛り上がってそれはそれでいいのかなんて思ってます。
ただ僕は兼業でして、本業は法律家なんですけど仕事中もまぁジャージなわけです。
なので、警察とか役所に行くと大概身分を疑われます。
そのたびに資格証を出すんですが、それも手間だったので最近はジャージに徽章(バッジのこと)を付け始めました。
これは結構かっこ悪いです。
話が脱線しましたが、今回は僕が服装を選ぶ基準と株式取引における選択基準の話です。
僕が服装を選ぶ基準は1つ
僕が服を選ぶときの基準は「機能性」です。
冬は暖かい、夏は涼しい。
通年着やすい、軽い、薄い。
動きやすい。
こんな感じでおしゃれ要素はなしです。
持ってる服も少ないです。
学生の頃はそれなりに気を使ってたんですけどねぇ。
どうしてこうなったのかは分かりません。
まぁ僕の趣味嗜好の話はこの辺にして、何を伝えたいかというと選ぶ基準は大切だという事です。
適当だともったいないです。
服も食べ物もなんでもいいですが、やっぱり自分の中で選択基準というのは持っておいた方が人生は豊かになったりします。
株式取引の話
ここから株の話です。
株式取引では、先ほど言った「選択基準」というものの重要性が格段に上がります。
どういうことかというと、服や食べ物の場合は選択基準を作るのは自分ですが、株式取引に関しては選択基準を作るのは自分ではないからです。
服の場合
たとえば、服の場合であれば色や形、料金が自分にとって適正かどうかで判断すればそれでいいです。
服に対しての自分の基準で判断をすれば良いわけです。
株の場合
しかし、株ではその判断をしてはいけません。
ある銘柄を見るときは、自分にとって価格が適正かどうかではなく、参加者にとって価格が適正かどうかを見なければいけません。
参加者とは
この参加者というのは、いわゆる大口の機関投資家やプロの個人投資家、小口の投機家など全てを指します。
そしてこの参加者たちがその価格をどのように見ているかを判断しなければなりません。
ここが先ほどの服と違うところで、服の場合は服に対しての自分の考えとなりましたが、株の場合はその株に対しての参加者の考えが重要になります。
もし「小口は高いと判断しているが、大口は安いと判断している」ということが分かればやるべきことはたった一つであり、買いです。
このように誰がどう感じているかを材料として集めていき、最終的に取引をするかどうかの判断をします。
つまり、マーケットでは自分の考えというものは選択基準に含まれるべきではなく、誰がどう考えているかこそが選択基準となるわけです。
まとめ
株式取引は、どれだけ自分の考えを排除できるかが勝ち負けを分ける。
常に他者から選択基準を貰い、自分は最終決定を下すだけの存在でいることが重要。
あすぱら